Google Reader: 更新を見逃す

Google Reader を使っている。User Interface にはとくに不満はない。だが、更新された記事を見過ごすことが多いように感ずる。

いや、感ずるだけではない。事実として見過ごしている。

たとえば今朝 8:30 ( CCT: 中国時間 ) に更新記事を取得したら、以下のページが含まれていた。

http://www.chikawatanabe.com/blog/2006/01/tom_perkinschar.html

渡辺千賀さんの「テクノロジーベンチャーシリコンバレーの暮らし」の記事だ。このひとのサイトの記事はおもしろいものが多く、愛読させてもらっている。この方はアメリカはシリコンバレーにお住まいなので、記事中の時間は PST: アメリカ太平洋時間であろう。わたしが住む中国とは 16 時間の時差がある。以下は CCT に統一して書く。

さて、この記事が書かれたのは 01/17 の昼 ( CCT ) である。今日は 01/19 だ。そしてわたしは毎朝 Google Reader を使って更新された記事を探している。ということは、上記記事は 01/18 朝には読めていたはずだ。ところが実際には、今朝 01/19 になって Google Reader はようやく記事を見つけた。

時系列で書くと、こうなる。

Google Reader check ( 01/17 08:30 a.m. CCT )

記事作成 ( 01/16 11:21 p.m. PST = 01/17 03:21 p.m. CCT )

Google Reader check ( 01/18 08:30 a.m. CCT ) => 見つけられない

一日経過

Google Reader check ( 01/19 08:30 a.m. CCT ) => 見つけた

今回はたまたま、該当記事を Google Reader が見つけるより先に読んでいたので、Google Reader の遅さに気がついた。だが、これまでも更新を見つけることが遅いと違和感を覚えていた。よって単発の珍しい現象ではない。また、渡辺さんがお使いの Blog だけに限った問題でもない。

Google と言えば Web がらみ DB がらみの技術では最先端だと思っていたのだが、こんな失敗があるとは期待がはずれた。わたしが Google に入社して、修正してあげようかしら。

ところで、国ごとの時差を知るのに良いページを見つけたので、記録しておく。

http://osb.sra.co.jp/PostgreSQL/Manual/PostgreSQL-7.1-ja/datetime-appendix.html